今日も1日よく働いたー。家に帰って早速お風呂!服を脱いで陰部をみると、見慣れないブツブツが…。
これってなに?ひょっとして性病?やばい!?なにか思い当たることは…。こんな経験ってありますよね。
顔にできるブツブツ同様、陰部にも突然ブツブツができちゃうことがあります。場所が場所なだけに、つい慌ててしまいますよね!
ここではそんな陰部にできた白いブツブツについて説明していきます!
これってなに?白いブツブツの正体
陰部にできる白いブツブツこの白いブツブツは大きく二つの可能性が考えられます。
一つ目が尖圭コンジローマ、二つ目がフォアダイスです。
では一つずつみていきましょう。
尖圭コンジローマとは?
尖圭コンジローマって一度は耳にしたことがあるかもしれません。外陰部に先が尖ったブツブツ、イボができるのが特徴的な性感染症です。
原因はヒトパピロマウイルスと呼ばれるウイルス感染が原因です。
かわいい名前をしていますが、このヒトパピロマウイルスには良性と悪性があり悪性は女性の子宮頸癌の原因とも言われています。怖いですね。
感染経路はもうおわかりのように性交渉で感染しますが、他にも公衆浴場でも感染する可能性があるため注意が必要です。
潜伏期間は1~3ヶ月。自覚症状はなく、痛みもかゆみもないです。
しかし、悪臭を伴います。また、感染しても無症状のまま経過する場合があるので、これが感染拡大の要因にもなっており不用意な性交渉には注意が必要です。
もし感染が疑われた場合はパートナーに感染させてしまうかも…もしくは感染しているかもという可能性を考えて早めに皮膚科や泌尿器科受診することが望ましいです。
これ以上、感染の拡大を防ぐためにもしっかり治療しちゃいましょう。
フォアダイスとは?
一方、フォアダイスはあまりきいたことがないかもしれません。
陰部にできる白いブツブツということでもしかして性病!!と焦っちゃうかもしれませんがこちらは性病でもなんでもないただの生理現象。
痛みやかゆみはなく表面はなめらか。イボの大きさは約1㎜程度です。しかし、尖圭コンジローマと見分けがつきにくいため、こちらも皮膚科か婦人科の受診をオススメします。
女性より男性に多く見られます。性病ではないため、性行為で感染するとかそういうことはありません。
でもイボを無理に潰したりしちゃダメですよ。傷ができてそこからバイ菌が入っちゃう可能性がありますからね。
フォアダイスの原因はニキビを思い浮かべるとわかりやすいです。ニキビは主に顔の皮脂腺が皮脂や角質で詰まることで発症します。これと似たようなことが陰部でも起きます。
皮膚には脂腺というものがあって、そこに脂肪が溜まることがフォアダイスの原因です。皮脂腺は男性に多いため女性より男性の発症率が多いんですね。
では、女性はまったく発症しないかといえばそうではなくて、小陰唇に発症することがあります。
体に害はないとはいえ、見た目が気になるため性病と間違われやすいという特徴があります。
このため皮膚科や婦人科で相談して治療するケースが多いようです。
陰部にできた白いぶつぶつ…もしかしたら、性病の可能性もある
白いぶつぶつは先に挙げた2つのほかに性病になってしまっている可能性もあります。
性病といっても
- クラミジア感染症
- 淋菌感染症
- 梅毒
- 性器ヘルペス
など色々と種類があります。
これらは放っておくと様々な弊害がでてくるので早めに対処することが大事になってきます!!
「でも、病院に行って調べてもらうのが恥ずかしくて抵抗がある…」
「誰にも知られたくない…」
という人がほとんどだと思います。
まさか自分が性病になるなんて考えもしないですしね。
でも、今は匿名で郵送するだけで性病かどうかを検査する方法があるので、そういったものを活用していくといいですよ!!
ここで1つ、人気の検査機関をご紹介するので陰部の白いぶつぶつが気になる方は1度見てみるといいかもしれませんよ。
陰部ってどこ?
まずはおさらいです。陰部って具体的にどの部分かわかりますか?
女性なら恥丘、大陰唇、小陰唇、陰核、大前庭腺、膣前庭といったものが含まれる部位のこと。
男性なら尿道、海綿体、皮膚で構成されている陰茎や陰嚢が陰部と呼ばれる部位ですね。これらの場所は普段あまり見慣れない場所かと思います。
そんなある時、ふと陰部を見てみると見慣れないブツブツが!!何かの病気だったらどうしたらいいの?という不安な気持ちは計り知れないものがあります。
突然に不安を予防するためにも普段から自分の陰部の観察をしておきましょう!そして、陰部は排泄を行う部分なので汚染しやすい部位です。
なので、普段からキレイに洗って清潔を保つように心がけましょう。
まとめ
陰部にできた白いブツブツは尖圭コンジローマやフォアダイスの可能性が高いです。
この二つ、比べてみると、一つは性病、もう一つは無害な生理現象とその違いは雲泥の差ですね。
大切なのは、「普段となんか違うような?」という気づきです。異常を見分けるために必要なことは自分の陰部の状況を普段から知っておくことです。
あまりマジマジと見たことはないかもしれませんが、そこは大切な自分の身体。是非、じっくりみてみましょう!
もちろんこれは陰部に限らず、全身に言えることですよ。
普段の正常な状態がわからないと異常かどうかが判断できないからですね。
あと、皮膚科や婦人科に行くかどうか迷うなら行くことをオススメします。確定診断が得られないとやはり不安ですからね。
困った時は即病院へ!不安はパパッと解決してしまいましょう!