赤い炎症ニキビを改善する方法

赤ニキビはなぜかゆい?3つの原因と改善方法!!

ニキビができ始めた頃は大丈夫だったのに、気がついたらかゆーくなってたことってありませんか?

かゆくてニキビ潰しちゃったりしたことって、誰でも経験があると思います。

実は、ニキビのかゆみには原因があるんです。今回はそのメカニズムを教えちゃいます。

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ニキビの種類

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ニキビって色んな種類があります。放っておくと症状が進行して取り返しがつかなくなることも・・・。

まず、ニキビの種類について簡単におさらいしておきましょう。

ある日の朝、起きてカガミを見たら顔にニキビが!!

突然のニキビ発生は誰もが経験したことがあると思います。

ニキビのでき始めですね。これは白ニキビ、または黒ニキビである場合が多いです。

そうして何日か放っておくとそのニキビが赤くなっていきます。これが赤ニキビ。赤ニキビは通常のニキビに細菌の感染が起きている状態です。

さらに放っておくと感染が進行し最終段階の黄色ニキビになってしまします。

一般的に赤ニキビ、黄色ニキビはニキビの中で重篤な状態と呼ばれていて、キチンとしたケアが必要な状態です。

つまり、白ニキビ、黒ニキビと赤ニキビ、黄色ニキビの差は感染しているかどうかなのです。

なぜかゆくなるのか?

ニキビに限らず肌がかゆくてかいちゃうのには理由があります。かゆみについては全てが解明されているわけではありませんが現在、肌の痒みでわかっていることは大きく3つ。

  • 乾燥した肌への刺激によるかゆみ
  • 雑菌による肌への刺激によるかゆみ
  • 肌の炎症によるかゆみ

です。

皮膚には「肥満細胞」と呼ばれる細胞が存在していて、そこから「ヒスタミン」という物質が分泌されます。これがかゆみの原因とされている物質です。

その「ヒスタミン」がかゆみを知覚する「知覚神経」に作用し、その刺激が「かゆみ」として脳に伝えられるのです。

これと同時にかゆみ刺激は神経の末端にも伝わります。そこで「神経ペプチド」と呼ばれる神経伝達物質が放出され、この「神経ペプチド」が「肥満細胞」を刺激して「ヒスタミン」をまた分泌するというループに陥ります。

よく、皮膚をかくと、さらにかゆくなることがありますが、こういったメカニズムなんですね。

肌に乾燥によるかゆみ

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では、これをニキビにあてはめてみましょう。

まず、ニキビができやすい肌というのは皮脂が多量に分泌されていて毛穴が詰まっている状態です。

ここにエアコンなどによる肌の乾燥が加わるとただでさえ不安定な肌の水分が失われ、肌のバリア機能が低下します。

このバリア機能が低下したところに紫外線やちょっとした物理刺激が加わると、その刺激がかゆみにつながります。

雑菌の感染によるかゆみ

ニキビはただでさえ気になります。そうすると自然に手がその場所にいってしまいますよね。

これだけならまだいいのですが、その手でニキビに触れてしまうことが問題なんです。

というのも、人間の手は実はとても汚れています。最近、デパートやスーパーなどの入り口に手指消毒薬が置いてあるのを見かけませんか?

あれは、擦式手指消毒薬と呼ばれるもので簡単に手指を消毒することができるものです。

中東の方では、人の手から他の人に菌が感染していることが問題になっていて、その解決策の一つに擦式手指消毒薬が使用されるくらい重要なものです。

一方、日本の医療現場でも手指の消毒は非常に重要とされていて、一人の患者さんに触れた後は必ず擦式手指消毒薬を使用するか手を洗うように指導されるくらいです。それだけ手から菌がうつる可能性が高いということですね。

もちろん、触ると必ず菌が体内に入るかといえばそうではないです。

皮膚は感染を防ぐ防御機能を備えています。しかし、その皮膚に傷があったり、乾燥によってバリア機能が低下していると菌が入りやすいので注意が必要です。

ニキビの炎症によるかゆみ

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先にお伝えしたように、肌にあるニキビが炎症を起こすと赤ニキビになります。

赤ニキビは白ニキビや黒ニキビにアクネ菌などの菌が感染している状態です。

細菌に感染すると免疫反応で皮膚に炎症が起きます。

皮膚で炎症が起こると肥満細胞が刺激されて「ヒスタミン」を分泌します。あとはこの「ヒスタミン」が知覚神経に作用してかゆみが脳に伝えられると同時に神経の末梢に刺激が伝えられて「神経ペプチド」が放出。そこから「肥満細胞」を刺激。

「ヒスタミン」分泌という先ほどのループシステムにハマってしまうのです。

ここで肌をかいてしまうとさらにかゆくなってしまいます。

というのも、肌をかいた刺激がまた「ヒスタミン」分泌につながるからです。

赤ニキビを治す方法

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一般的な赤ニキビの治療は、抗生物質の投与とホルモン療法。この2つと言われています。

抗生物質って?

まず、抗生物質の投与について。

抗生物質とは簡単に言うと細菌に対して効果を発揮する炎症を抑える薬のこと。

先ほども言ってたように、赤ニキビはニキビに菌が感染して炎症を起こしている状態です。

放っておいてもなかなか治らないだけでなく、キチンとケアをしないとニキビ跡が残ってしまう可能性大です。

でも、抗生物質をただ単に飲んだり、塗ったりしたらいいってわけではありません。抗生物質の種類は多岐にわたるため、皮膚科を受診して専門の医師に処方してもらう必要があります。

ここで一つ注意しておくことは、抗生物質は多用しすぎると効果がなくなってしまったり、下痢などの副作用が出現したりするということです。

抗生物質も万能っていうわけではないので、使用するに当たってはそのリスクも知っておいた方が良いでしょう。

加えて、抗生物質は治療というより、現在の症状を抑えるためのものであり、使用しても根本的な解決にはなりません。

なんじゃそりゃー!!って思うかもしれませんが風邪をひいて熱が出た時のことを思い浮かべてください。

頭がボーッとして、でも仕事や学校に行ったり、家事をしなくちゃいけない。そこで解熱剤を使用して熱をさげます。

解熱剤で熱はさがるけど、その熱の原因を取り除いたわけではない。

要するにこれと同じです。

「ニキビケアで使用する抗生物質は今の症状を抑えるだけ」と認識しておいた方がいいでしょう。

要するに対象療法ってわけですね。

ホルモン療法

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じゃあ、根本的な治療はなにか?これが、もう一つの治療法であるホルモン療法です。

ニキビの原因は皮脂による血栓の詰まり。もう一ついうなら乾燥などによる肌のバリア機能の低下が感染しやすい状況を作り出しています。

これらの原因は男性ホルモンの働きによるものが大きいと言われていて、ホルモンバランスを整えることが重要です。つまり、この男性ホルモン量を低下させて、女性ホルモンを優位に維持することが根本的治療となります。

じゃあ、どうやってホルモン治療をするの?ということですがやはり、専門の皮膚科を受診することをオススメします。

ホルモン療法にも内服と外用薬にわけることができ、上手く使い分けるにも専門の知識が必要になりますからね。

赤ニキビを治すならビーグレンがおすすめ

ビーグレン

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ビーグレンはこんな人におすすめ!

  • 赤い炎症ニキビが治らない
  • ニキビが繰り返しできる
  • ニキビ跡を予防したい
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ビタミンCを配合しているので、炎症を鎮めて赤ニキビを治すことができます。

さらに365日間の返金保証もついているので万が一、肌に合わなくても安心して使うことができるのもGOOD!

ビーグレンを使ったその他の人の感想

ニキビ治療の期間

約2~3ヶ月で治療の効果が現れはじめるといわれています。

完治に関しては人によるので数年単位で治療が必要な時もあります。その理由は人によって肌質や体質が違うからですね。

早く治す!!ということにこだわるよりも、丁寧にケアをして治した方が、ニキビ跡がのこりません。

その期間、どうしても見た目が気になるという場合はコンシーラーを使って上手く隠してしまいましょう。

焦って、変に治すよりも、確実にキレイに治した方が後々の自分のためですからね。

ニキビを治療する上で注意したいこと

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ニキビの治療期間中に注意したいことは、肌の保湿と清潔を保つこと。

というのも、肌に菌が感染することで炎症が起きて、赤ニキビが発生するからです。

保湿と清潔により菌が繁殖する原因を断つことが継続して重要になってきます。

乾燥のリスクと手からの感染リスク

乾燥によって肌のバリア機能が低下します。なので肌の保湿を行って乾燥を防ぐことが大切。

次に、感染の原因になる菌を繁殖させないために清潔を保つこと。

これは何度も顔を洗う!!ではなく、実は手を清潔にすることが重要になります。

人の手は以外と汚れています。気づかない間に色んな場所に触れているためその手で顔に触れると感染の原因になります。

かゆい~!と思ってもかいてはダメ!顔に触れるとニキビが悪化することにもなるので注意しましょう。

なので、出かけた先や外出から帰ったら手を洗うようにしましょう。ちなみに洗顔のしすぎには注意が必要です。

というのも、洗顔は皮脂を落としてくれますが、皮脂が落ちすぎると逆に「皮脂を出さなきゃ」と体が反応して、余計に皮脂が分泌されるからです。

まとめ

というわけで、かゆい~!と思ったらかくのは我慢して冷やしてみましょう!

暖めると血管が拡張して血流がよくなり、それがかゆみを強くすることが多いんです。

逆に冷やすと血管が収縮してかゆみが収まりやすい!加えて、極力ニキビに触れないようにしましょう。ニキビが雑菌に感染して、もっとひどいことになっちゃいます。

最後に肌の乾燥を防ぐための保湿も大事ですよ。

保湿材を使用する時は肌への刺激が少ないものを選んで自分の肌をしっかり守っていきましょう!