女性は大人になると男性とは違い、必要な身だしなみの中に「メイク」というものが必ず入ってきますね。
学生の頃は「メイクは校則違反だ!」なんて怒られていたものですが、逆に年齢を重ねるにつれて「身だしなみとして最低限の化粧をしなさい」と言われるようになります。
仕事をしている女性なら尚更ですね。
けれど「毎日化粧をしているせいで肌がぼろぼろ…」という女性、実は結構多いのではないですか?
そこで!今回ここでは肌を綺麗に保つためのメイク方法や、メイク時に気をつけるべきことをご紹介していきましょう!
まず大前提に「メイクした肌よりすっぴんのほうがいい」という意識を無くそう
メイクで肌荒れしてしまった人に多いのが「肌が荒れてるから化粧しないほうがいいんじゃ?」という認識。
実はこれ、間違いですよ!
「すっぴんのほうがいい」というのは昔の常識
20年ほど前まではすっぴんでいたほうが肌が綺麗で健康になると言われていました。
結構、年配の方は今でもこう思っている人が居るみたいなので皆さんのお母さんお父さんからは「メイクで肌荒れするならメイクしないほうがいいよ」と言われている人もいるかもしれませんね。
けれど、今の日光はとても危険なのです!そう、紫外線の影響でね。
メイクをしない=バリアが何もないということ
「肌が荒れるから何も塗らなくていいか?」という考えの方、気をつけて下さい!
ここ近年で販売されている化粧品の多くに「UVカット」「紫外線対策」の文字がありますね。その通り、人間の肌は自身で生産できる組織では紫外線の肌への侵入を拒むことができないのです。
なので、何かしら道具を使って紫外線から肌を守らなければいけません。
それは日焼け止めクリームだったり、日傘、帽子、サングラス様々ですが、女性が日常的に使うもので一番身近なものはファンデーションなどの化粧品でしょう。
それを塗ることによって肌を覆ってバリアになってくれるのです。
ファンデーションによる肌への負担は?
現在、様々なメーカーから様々な謳い文句で販売されている「ファンデーション」タイプも「リキッド」「パウダー」など様々ありますが、共通して肌に負担をけけてしまっているものはあるのでしょうか?
毛穴にファンデーションが詰まってしまう
どんなに「まるで素顔のような仕上がり!」「化粧をしていないみたい!」と通気性がいいと宣伝されているものでも基本的にファンデーションというのは「肌の上にもう一枚膜をはるようなもの」なのです。
それがどういうことかというと、汗などによって溶けていったファンデーションは皮脂と混ざり、毛穴に詰まっていきます。
それが落ちにくい汚れとなり化粧を落とさずに寝てしまったりすると毛穴の中で固まり、ニキビの原因などになってしまうのです。
「ファンデーションは皮膚呼吸をできなくさせる」は嘘!!
よく、脅かし文句のように「下手な安いファンデを使うと皮膚呼吸ができなくなるからよくないよ」と聞くことがありますが、それは全くの嘘です!ただの噂なので騙されないようにしましょう。
人間の皮膚は皮脂腺などから老廃物を排出するだけで「呼吸」はしていません。
きっとファンデーションをつけることからくる「圧迫感」がそのような噂を立たせたのかと思いますが、それを気にしてファンデーションを塗れずに居た人はとりあえずその話は頭から追い出しましょうね。
ファンデーションそのものより道具に注目して
実は多いのはファンデーションそのものではなく、ファンデーションを塗るためのパフやブラシなんです。
スポンジやパフ、こまめに変えていますか?ファンデーションを買ったときに一緒にケースに入っていたものをそのまま使い続けて…なんてこと、ありませんか??
これ、実はこれが一番悪影響を及ぼしている場合があるんです。同じスポンジなどをずっと使い続けると、肌に元々ついていた細かい細菌やばい菌、また肌に残る油分がスポンジに付着し菌が繁殖してしまうんです。
それをまた繰り返し使うと…もうどうなるかわかりますよね?
で、結局どうしていけばいいの?
上記で説明したことをまとめて「では実際どうすればいいのか?」という部分をご説明していきましょう。
ここからが大切なところです!
上記で話したことは全部忘れてもここから先のことはしっかり覚えて実践しましょう!
どんなにすっぴんがよくても、最低限日焼け止めはつける
「今日は仕事もないしちょっと買い物に出るだけだから化粧はいいかな?」と思うような日でも、少しでも日の光の下に出るのなら「日焼け対策」を忘れないようにしましょう!
日焼け止めクリームやUVカット効果のあるファンデーションだけでも、塗るのと塗らないのでは天地の差!ですよ?
肌に合わない!と思ったらすぐ使うのを辞めよう
安い高いに関係なく、ファンデーションなどをつけたときに「なんだかかゆくなる…」「肌がピリピリして痛くなる…」などトラブルが起きるようなら無理して使わないですぐ違うものに切り替えましょう。
「せっかく高いものを買ったのにもったいない」とか言ってる場合じゃないですよ?!!値段がいくら高くても自分の肌に合わないものというのはあります。
お金よりも、自分の肌がボロボロになってせっかく綺麗な顔やメイクが台無しになることのほうがつらくはないでしょうか?
スポンジやパフはこまめに洗うか使い捨てのものにしよう!
上記でも説明したように、同じパフやスポンジを使い続けるのは肌に悪影響を及ぼします。ブラシなどずっと使い続けるようなものはこまめに洗って乾かし、清潔を保ちましょう。
パフやスポンジももちろん洗えますが、わざわざこんなパフ洗うのも…と思うならば雑貨屋や薬局などで売っているお徳用のスポンジを買うと便利です。
安価で大量のパフが購入できるので使い捨てなどに持って来いです。
1度使って捨ててしまうようにすれば、絶対に「菌が繁殖したスポンジ」を使ってしまうことはなくなりますね。
まとめ
「肌が弱いからメイクしたくない」「毎日のメイクのせいで肌がボロボロになってしまった…」という方、自分の原因は何なのか?を見極めて、ぜひそれに合った対処方法を実践してみてください。
ここでの対処法に合わせて、スキンケアや洗顔なども意識して正しい方法で行うようにすれば、きっとすぐに綺麗なみずみずしい肌に生まれ変われます。
あまり悩みすぎず「とりあえずやってみよう」の第一歩が大切なのです。