肌トラブルの解決法

厄介な炎症ニキビをどうにかして早く治す方法は?

赤く腫れてしまった、いわゆる「炎症ニキビ」「赤ニキビ」と呼ばれているニキビは、この状態になると普段は「まあニキビくらいなら放っておけばそのうち治るだろう」と思っている人でもさすがに「これはちょっとヤバイかな…」と焦り

皮膚科を受診するなど何かしらの治療を始めるようになりますよね。

そんな厄介な炎症ニキビを綺麗に早く治す方法をお教えしましょう。

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そもそも炎症ニキビってどういう状態?

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そもそもニキビが炎症するというのは、肌でどういったことが起こっているのか?

どうして炎症してしまうのかを説明していきましょう。

炎症ニキビとは

毛穴の中でアクネ菌が増えると、「リパーゼ」という脂肪分解酵素によって皮脂を分解します。

分解されると皮脂は「遊離脂肪酸」という成分になるのですが、それが炎症を促進させてしまうのでニキビをそのまま放っておくと赤く炎症を起こしてしまうということなのです。

さらに、好中球の過剰反応を誘発してしまう「好中球走化性因子」また、同じく免疫反応により炎症をもたらす「サイトカイン」さらに「マトリックスメタロプロテアーゼ」という物質を生成します。

こうした働きによってニキビは赤く炎症をおこし腫れ上がってしまうのです。

この状態を炎症ニキビといい、ある意味では重症化した皮膚炎と考えることもできます。

炎症ニキビは、ホルモンバランスの乱れやストレス、睡眠不足などが原因で発症するとされています。

>>ニキビの炎症をセルフケアで抑える4つの方法!

痒みを伴う炎症ニキビは?

「炎症ニキビ」と一言で言ってもそのタイプは様々で、上記で説明したものは基本的、または典型的な炎症ニキビについてです。

その「典型的な炎症ニキビ」に様々な症状が伴うこともあるのです。

その1つが「痒みを伴う炎症ニキビ」というものです。

痒みを伴う炎症ニキビは「乾燥」や「使っている化粧品が合わない」という理由で発症することが多いです。

どちらにしても、乾燥による肌の潤いが足りないことで起こる肌機能が低下して、痒みを起こす菌やダニ、アレルゲンなどから肌を守ることができずに痒みにつながってしまうと言われています。

痛みのない炎症ニキビ

炎症ニキビは、基本的に文字通り「炎症」を起こしているのでピリピリと痛むことが多いのですが、痛みを伴わない炎症ニキビもあります。

それは炎症が落ち着いてきている状態だと言われていて、痛みを伴う状態から4~5日程度で落ち着き、痛みがなくなると言われているようです。

ですが、痛みが無くても炎症ニキビの炎症を落ち着かせるために血中のアクネ菌と白血球とでの戦いが起きます。

その戦いでアクネ菌だけでなく白血球も滅びる事から、白血球の死骸が膿として出てきてしまい炎症が落ち着いても白い膿が目立ってしまうのです。

炎症ニキビの治し方

では実際に炎症ニキビはどうやって治すのか?

また、どう治療すれば早く治るのかを説明していきましょう。

典型的な炎症ニキビはどう治療する?

ニキビの初期状態で使われるような薬では、炎症ニキビにはもう効かないことが多いです。

炎症がひどい場合は抗生物質の使用が必要になるので、病院で処方さあれるような外用抗生剤、あるいは内服抗生剤が使われるでしょう。

顔ではなく身体にできるニキビの場合は、原因がアクネ菌ではない場合があるのでまた別の抗生物質が必要になってきます。

また、炎症が激しい状態のものであれば抗生物質よりも更に強く効果が現れる「ステロイド剤」が処方される場合もあります。

抗生物質でのケアでは根本的には治療できない?!

基本的には炎症ニキビを治すためには上記での記述のように抗生物質などが処方されることが多いです。

ですが実は、抗生物質では炎症ニキビの根本的ケアとは言えないのです。

ステロイドや抗生物質の使用は「とりあえず」でニキビの炎症を抑えるためには有効ですが、ニキビを発生しづらくさせる効果は望めず、また見境無く全ての菌を殺す抗生物質は身体に必要な良い菌まで殺してしまうため、今後の肌の健康を考える上では逆効果と取れることもあるのです。

抗生物質やステロイドはあくまでも「応急処置」と考えておけばいいでしょう。

炎症ニキビを早く綺麗に治す方法は?

では、ここからが本題です。

では炎症ニキビを「素早く」「綺麗に」治す方法はどんなものなのか?

そこを説明していきましょう。

抗生物質やステロイドの使用では根本的なケアは出来ないと言いましたが、もちろん、炎症ニキビは何よりも先に「炎症そのもの」を抑えなければならないので、一時的な抗生物質などの使用も必要です。

ですが抗生物質で炎症が治まったからといってそのままにしてしまうのが良くないということなのです。

薬で炎症が治まったあとは、ニキビを発生させる原因になる男性ホルモンを減らすホルモン治療を行ったり、肌の角質層を保湿させるための化粧水などで正しいケアを行うことが、炎症ニキビを早く治すための1番の近道になるのです。

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  • 化粧品で肌がピリピリする

ビーグレンを使った人の感想

 

まとめ

赤く腫れてしまい時には痛みを伴う炎症ニキビは誰もが「早く治したい」と思うことでしょう。

ですが、抗生物質などで炎症は落ち着かせることができても根本から炎症ニキビを解決させるための「万能薬」というものは存在しません。

なので、薬で炎症を落ち着かせたあとの処置を正しく行うことが、「早く」炎症ニキビを治すための近道になります。

「面倒くさい」と思うこと無く、ひとつひとつ正しい方法をとっていくことが大切なのです。