ニキビは治ったのにニキビ跡が残ってる~!ニキビ跡って治せるのかな?ニキビ跡を治すのに効果がある方法って何だろう?と思ったことがある人は多いと思います!
かくいう私もそうで、ニキビ跡の消し方を必死に調べた思い出があります。
そんな時は「ハイドロキノン」はどうでしょう?
ここではハイドロキノンについて解説しちゃいます♪
ニキビ跡ができる仕組みとは
ニキビ跡はニキビが綺麗に治らなかった跡ということですが、肌には何が起きているのでしょうか?
ニキビ跡ができる原因
ニキビができると、ニキビができた箇所は肌が炎症を起こしていたり、傷付くなどのダメージを受けます。
さらに、同じ箇所に繰り返しニキビができるとダメージも大きくなっていきます。
どんどんダメージを受けていくと、皮膚の表面だけではなく皮膚深部まで組織が壊れてしまうため、ニキビが治ってもニキビ跡が残るんです。
このニキビ跡は炎症や傷、色素沈着によるシミになって、皆さんを困らせているのです。
ニキビ跡の種類
ニキビ跡には大きく分けて3種類あります。
1.赤みを生じるタイプ
ニキビが炎症を起こすと、毛穴の周りにたくさんの毛細血管ができます。
この毛細血管に流れている血液の色が赤みが生じます。
沢山の毛細血管が集まることで強い赤みにみえていることが原因です。
ニキビができるときのような盛り上がりはなく、赤みだけが残った状態になっています。
2.紫色や茶色のシミになるタイプ
これらは色素沈着によるものです。
紫色に色素沈着したものはニキビが炎症を起こした際に、毛穴の周りの毛細血管が破れることで血が滲み出たことが原因です。
茶色に色素沈着したものはニキビができることで大量のメラニンができ、その箇所が日焼けすることが原因でできます。
3.クレーター状になるタイプ
赤いニキビが悪化して強い炎症が進むと、皮膚内部が壊されることが原因で凸凹の跡になります。
ニキビ跡の中でも、治りにくいニキビ跡なんです。
どんなニキビ跡でも治すことはできるの?
ニキビ跡のタイプによって治し方が異なりますが、治したり目立たなくすることは可能なんです。
ニキビ跡を治すには?
治し方の基本として、ニキビ跡はニキビと同様に肌のターンオーバーを正常にすることが第一です。
ターンオーバーを正常にするためには、ストレスを溜めないことや睡眠不足を解消すること、食生活を改善することが必要になってきます。
肌のターンオーバーを正常にすると同時に、タイプ別の治し方を見ていきましょう。
赤みを生じるタイプ
ビタミンC配合の化粧水が効果的です。
ビタミンCはニキビによる炎症を抑えたり、皮脂を抑える効果があります。
今は高濃度のビタミンCが入った美容液もありますので、化粧水と併用して使うとさらに効果があるでしょう。
シミになるタイプ
赤みを生じるタイプと同様、ビタミンC配合の化粧水や美容液を使ってみましょう。
また、茶色のシミにはピーリングも効果的です。ピーリングは肌に残っている剥がれない古い角質を取り除く方法です。
ピーリングを行うとシミが早く消え、更なる日焼けによってシミが消えにくくなることも防げます。
ピーリングで使うピーリング剤は肌に刺激を与えることもあるので、低刺激のものを週に1~2回程度使用することにしてください。
ピーリングした後は必ずしっかり保湿を。
そして、紫外線対策も忘れずに。
クレータータイプ
クレーター状のニキビ跡が残ると、自分で治すのは難しいんです。
なので、クレーター状のニキビ跡を治すには美容皮膚科をお勧めします。
以前は治すのが難しいと言われていたクレーター状のニキビ跡ですが、現代の治療では目立たないくらいまで治ります。
方法としてケミカルピーリングやレーザー照射、フォトフェイシャルなどがあります。
保険適用外なので治療費はかかりますが、「せめて元の肌に近づけたい」と思う方は検討してみてはいかがでしょうか。
クレーター状のニキビ跡でなければ、自分のケアによって改善するんです!
これまでニキビ跡の治し方を話しましたが、ニキビ跡を治すのに「ハイドロキノン」という成分を聞いたことはありませんか?
それでは、ハイドロキノンについて考えてみましょう。
ハイドロキノンって何?
ハイドロキノンはシミにとても効果が期待できる成分です。
以前は、肌に馴染みにくい、刺激が強いということで医療機関のみで扱われていました。
しかし、皮膚の角質層に浸透しやすくなったり、安全面での研究が進み、現在では市販品でも扱うことが可能になっています。
ハイドロキノンは美白成分です。そのハイドロキノンがニキビ跡に対してどのくらい効果を示すのか、気になっている人は多いと思います。
どのニキビ跡にも効果があるの?
ハイドロキノンは美白成分なので、効果を示すニキビ跡と効果を示さないニキビ跡があるんです。
どのニキビ跡に効果がある?
上で話したように、ハイドロキノンは美白成分です。
なので、シミになるタイプで、中でも茶色や黒色の色素沈着のニキビ跡に効果があります。
ハイドロキノンにはメラニン色素の発生を抑制する、メラニン色素を分解するといった2つの働きがあります。
ハイドロキノン使用の際に注意すること
ハイドロキノンを使っているときに注意することがあります。
それは、紫外線対策と刺激がある点の2点です。
ハイドロキノンを使うと、日焼けしても黒くなりにくくなります。
黒くならなければシミになりにくいし良いだろう、と思うかもしれませんが、それは違うんです。
日焼け止めを塗っていないにも関わらず、黒くなっていないということは、ダメージの大きい紫外線を遮ることなく浴びているということです。
なので、ハイドロキノンを使うことで、紫外線による大きなダメージを受けてしまう可能性があるんです。
また、ハイドロキノンは刺激が強い成分なので、肌に合わないこともあります。
ハイドロキノンを使うときは、紫外線対策と肌への刺激に注意してくださいね。
ハイドロキノンがシミに効果があるのは分かったけど、シミのようになっている赤みを生じるニキビ跡にも効果があるの?
赤みを生じるニキビ跡への効果は…
赤みを生じているニキビ跡にはハイドロキノンは効果を示しません。
赤みがあるということは炎症を起こして多くの毛細血管に流れる血液が透けて見えていることが原因なので、美白成分のハイドロキノンは効きません。
炎症を抑制するビタミンCを配合したものを使用しましょう。
まとめ
ハイドロキノンは全てのニキビ跡に効果があるわけではありませんが、シミになるタイプにはとても効果があることが期待できます!
でもハイドロキノンが優秀すぎるせいで普段の努力を怠ってしまうことには注意ですよ!
できれば普通の商品でお肌をきちんとケアして、どうしても治せない!というところにハイドロキノンを使うようにするといいですね。
ハイドロキノンという強力な美白成分と共に、ニキビ跡をなくして明るい肌を手に入れましょう!
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