フェイスラインのニキビ跡…
昔のニキビが治ったのはいいけれど、結局ニキビ跡に苦しめられる毎日。
髪をアップにまとめるとさらにあらわな状態に…。
そういった悩みを抱えてる方も多いのではないでしょうか?
今回は赤みのあるニキビ跡についてまとめていきます!!
特に、フェイスラインの赤いニキビ跡は顔が大きく見える原因となってしまいます。
これを機にニキビ跡の赤みを改善していき、スッキリとしたフェイスラインを手に入れましょう。
まずは、ニキビ跡の予防
今フェイスラインにニキビがある方はニキビ跡が残らないよう今からしっかり対策をしましょう!!
フェイスラインのニキビは乾燥タイプが多いです。
洗顔はもちろん、化粧水の保湿で重点的にケアしましょう。
ニキビ跡の原因
ニキビができるとアクネ菌繁殖により傷ついた肌を治そうとニキビに集中的に毛細血管が増えます。
そのためニキビは赤くなって現れてしまうのです。
そしてニキビの炎症が肌の深い部分まで行きわたってしまうと、肌の回復能力がすぐには行き渡らず、ニキビが治った跡もなかなか跡が消えないということが原因です。
どうして赤みが残るの?
赤みがあるのは、ニキビ跡の中でも一番症状か軽い状態です。
ニキビが治って間もない時に現れるのが、赤みです。
ニキビは、過剰に分泌された皮脂が毛穴につまってしまい、そこにニキビの素・アクネ菌が住み着いて炎症を起こすことでおこります。
赤みは、このニキビができてしまった時の炎症がまだキチンと治まっていないことから発生します。
ニキビによる炎症が、肌の奥の方の真皮という部分に残っているのです。
真皮には多くの毛細血管がとおっていて、そこからの小さな出血がまだ治まっていないので、赤みが引かない、というわけです。
自分でできる対策
ビタミンC導入
ビタミンCはとってもお肌に良いのはもう有名な話ですよね。
でも、ビタミンCを肌に浸透させるのは至難の業!そのままでは肌に入りにくいので、肌に浸透しやすい形に変化させたものが「ビタミンC誘導体」。
水溶性なので、化粧水として売られていることが多く、ドラッグストアなどで1度は目にしたことがある人も多いはず。
これを電気の力を使って肌内部に効果的に浸透させていくのが「イオン導入」です。
電気を流すため専用の機器が必要になるのでクリニックやエステサロンで行われていますが、セルフケア用の小さな美顔器も売られています。
ビタミンC誘導体の効果としては「美白効果」「抗酸化作用」「炎症を抑える」「コラーゲン生成」などなど…お肌に嬉しいものばかりです。
ただし微弱ではあるけれど電流を肌に流す機器なので、多少刺激があります。肌にあうかどうかや正しい使用方法など、必ずチェックしてみてください。
ピーリング
ダメージを受けた肌を生まれ変わらせるため、古くなった角質をピーリング剤により剥がし、肌の新陳代謝を促します。
ニキビ跡だけでなく毛穴の黒ずみや肌のくすみを取り除くことで、新しいニキビの予防にもなります。
薬局や化粧品売り場にもピーリング剤は売っていますのでお手軽にはじめることができます。
ただ、乾燥肌や敏感肌の方は、ピーリングの刺激により肌あれを引き起こしてしまうことがあるので注意しましょう。
新陳代謝を上げる
運動や、発汗などで体全体の新陳代謝を上げることは、肌の活性化にも効果的です。
スポーツを始めてみたり、岩盤浴をしたりと体を健康的にすることはお肌だけでなく心もスッキリしますよ!
また肩や頭のこりがある場合は顔までリンパや血をスムーズに循環させるため、解消していきましょう。
皮膚科専門医に相談
専門医の特殊な施術により外部からの働きかけで肌を活性化させる方法があります。
それなりの費用がかかってしまうということと、回数を重ねないと効果が期待できないというデメリットがあります。
主な施術方法は以下のものです。
ケミカルピーリング
酸によって肌の表皮を溶かし、取り除くことで肌を生まれ変わらせる治療です。
毛穴に詰まった汚れや、角質を取り除きます。
1回につき相場は5000円くらいです。
レーザーピーリング
ケミカルピーリングと違い薬剤を使わず、レーザーの熱で毛穴の汚れや老廃物を取り除き、肌を活性化させます。
相場は1万円くらいです。
フォトエフェイシャル
特殊な光により奥深くの皮膚細胞まで活性化を働きかけます。
他にもコラーゲン増加などの効果があります。
相場は2万円くらいです。
冷やす
とても原始的なように思うかもしれませんが、これが案外効果的!
スポーツ選手が打撲や捻挫をした時に、湿布などで患部を冷やしている姿はよく見られますよね。
傷口が見えない内部の炎症は外側から冷やしてあげるのがとても効果的なんです。ニキビ跡の赤みを冷やす方法も色々あります。
冷水で洗う
洗顔の最後に冷たい水で数回洗って仕上げます。肌が冷えたな、と感じるまで行ってください。
炎症を抑えると同時に毛穴の引き締め効果も期待できます。
保冷材等で冷やす
テレビを見ながら、本を読みながら、湯船につかりながら…「ながら」でできるのがこの方法。
小さめの保冷材をガーゼ等柔らかいものでつつみ、赤みが気になる部分にあててあげてください。
炎症をおこしている部分への冷たい刺激はとても気持ちが良いんです。
また、最近は電池等で使える肌冷却専用のクールパターも売っています。
化粧水を冷やしておく
いつも使っている化粧水を冷蔵庫で冷やしておくというのも一考です。
温かい手にとってしまうとせっかく冷やしておいたものがあたたまってしまうので、コットン等にとってつける方がよいです。
ただし、この冷やすという方法、ニキビができている最中には刺激となってニキビを悪化させてしまうこともあるので行わないでください。
ニキビが治った後の赤み対策、もしくはニキビができる前の予防策として行うようにしてくださいね。
美白化粧品について
ニキビ跡の赤みが気になるから美白化粧品を使っている人もいると思います。
結論から言ってしまうと、赤みのあるニキビ跡に美白化粧品は全く効果はありません。
化粧品に含まれる美白成分は、できてしまったシミ・メラニン色素に働きかけて薄くしようとするものです。
ニキビの赤みはまだ肌に沈着した色素ではなく、皮膚内部の炎症にすぎないので、美白化粧品は意味がないのです。
まとめ
ニキビ跡への対策としてはとにかく肌の回復を促すことが大切です!!
外側からだけでなく、体の内側から、肌の細胞から活性化させキレイなお肌を目指していきましょう。
また自身でのピーリング、専門医によるピーリングと共に施術の後はお肌が大変敏感になり、乾燥しやすい状態となるのでしっかりと化粧水で保湿することが大切です。
またピーリングの後はお肌がむき出しの状態になるので、外出する際は紫外線対策を心がけましょう。